初めての雛人形、後悔しない選び方【初心者向け】
はじめに
初めての初節句、雛人形を選ぶときは
「どれを選べばいいの?」
「せっかく贈るなら後悔しないものを…」
と悩まれる方が多いです。
特に、お孫さんへ贈る祖父母さまや
“はじめて選ぶママさん”からは、
「種類が多すぎて決められない」という声をよくいただきます。
この記事では、後悔しない雛人形の選び方を、
迷ったときの基準にもなるので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 雛人形は「見た瞬間の印象」がいちばん大事
- お顔は“可愛い”だけで選ぶと後悔する理由
- サイズ選びのポイント
- 置く場所・収納場所で大きく変わる
- 祖父母が購入する場合の注意点
- 失敗しないための「時期」
- 専門店で選ぶメリット
- まとめ:大切なのは“わが家に合うお雛様”
1. 雛人形は「見た瞬間の印象」がいちばん大事
雛人形は、1体1体に表情があり、同じシリーズでも“雰囲気”
まず大切なのは、
「この子、なんだかいいな」
と、直感的に惹かれるかどうか。
雛人形は長く飾るものなので、毎年見るたびに
「この子でよかった」と思えるかが大切です。
実際にお店に来て第一印象で「このお人形いいな!」と感じたお人形を選ばれる方がとても多いです。
2. お顔は“可愛い”だけで選ぶと後悔する理由
失敗しやすいポイントが「お顔だけで選んでしまうこと」。
実は
お顔によって似合う着物・似合わない着物があります。
たとえば──
・幼い雰囲気のお顔には淡い色の着物が似合う
・凛としたお顔には伝統柄が映える
など、バランスが大事。
お顔と着物の調和がとれているかを、必ず確認しましょう。
※当店ではお客様のお好みでお顔や着物や屏風など組み合わせができるセミオーダーも行っていますのでお顔と着物のバランス等で
心配な場合は是非ご相談ください。
3. サイズ選びのポイント
サイズは “お部屋との相性” が重要です。
よくある後悔ポイント
・飾ってみたら思ったより大きかった
・逆に、小さすぎて存在感がなかった
・家具やテレビに埋もれてしまった
失敗しないためには
- 飾る場所を事前に決める
- 置くスペースの寸法を測る
- 奥行き・高さも確認
特に飾る場所を2か所ほど候補を挙げておくと
お雛様の選びやすくなっています。
最近の傾向では横幅70cmもあれば
より多くのお雛様から選べる傾向にあります。
4. 置く場所・収納場所で大きく変わる
雛人形は飾るだけでなく収納場所も大事です。
収納で後悔しやすい例
・箱が大きくて収納に困る
・重くて持ち運びが大変
・毎年の出し入れが負担になる
おすすめ
軽量の木製飾り台
- コンパクト収納飾
祖父母さまが贈られる場合も、
“娘夫婦が無理なく飾れるか” を基準に選ぶと喜ばれます。
5. 祖父母が購入する場合の注意点
祖父母さまがお孫さん用に選ぶとき、特に多い失敗がこれです。
■「良かれと思って買ったら、大きさが合わなかった」
これは非常によくあります。
同士でも大きいと豪華に見えるため実際に飾ったら
大きさが合わないなんてこともあります。
■失敗しないためには
- 必ず 事前にママさんに事前に大きさを確認
- SNSやLINEで画像を共有する
- お店に一緒に行けるとベスト
「一緒に選んだ雛人形」は、親子にとっても思い出になります。
6. 失敗しないための購入時期
「いつ買えばいい?」とよく聞かれます。
■最もおすすめの時期:11月、12月〜1月上旬
理由は
- 品揃えが最も多い
- 1月中旬から人気商品がどんどん完売する
- 納期が安定している
- ゆっくり比較できる
■避けたい時期
- 2月中旬〜2月末
→ 在庫が減り、選択肢がかなり限られる
7. 専門店で選ぶメリット
専門店の良さは「情報」と「安心」。
■専門店ならではのメリット
- 200種類以上の実物を見比べられる
- 着物の質・職人の特徴を細かく説明してもらえる
- 予算内でベストを提案してくれる
- アフターケアも相談できる
- 初節句のしきたりや飾り方も教えてもらえる
ネットや量販店と違い、
“実物をしっかり見て選べる”
のが最大の安心ポイントです。
まとめ:大切なのは“わが家に合うお雛様”
後悔しないために大切なのは
「好み」「予算」「飾る場所」 の3つをバランスよく考えること。
もちろん、
お顔・着物・サイズ・収納など、
一番大切なのは
「わが家にしっくりくるお雛様を選ぶこと」
何年経っても
「この子で良かったね」
と思える雛人形に出会えますように。
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