盆提灯

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ガリバーの盆提灯

人形会館ガリバーで扱っている盆提灯と、商品の傾向についてご説明いたします。

人気の盆提灯

提灯は、家紋を入れる「紋入れ提灯」と、家紋を入れない「提灯」の2種類に分かれます。

紋入れ提灯

行灯(ぎょうとう)

  • 床に置いて飾る置き提灯です。
    一般的に「紋入れ提灯」というと全国的にみてもこの形を指すのが多いようです。
    火袋(ひぶくろ)には絹製と紙製の2種類があり、二重になっているか一重かでお値段が変わってきます。
    しかしもっとも価格を左右するのは、木材の材質や加工の仕方(面取り具合など)だとされています。

創作(そうさく)

  • 近年、洋間に仏壇を飾るお宅も増えてきたことから、デザイン性を追及した提灯も増えてきました。画像にある提灯はコンパクトなので「飾りやすい」と大変好評です。

    また創作提灯は、火袋(ひぶくろ)は絹製で二重になっている場合が多く、他の提灯と同様に使用されている木材の材質や加工の仕方(面取り具合など)によってお値段が左右されます。

御殿丸(ごてんまる)

  • 天井から吊るして飾る吊提灯です。
    大分で「家紋入提灯」というと、御殿丸を指す場合が多く、大分の特徴とされております。他県では、御殿丸に家紋を入れることは少ないそうです。

    また火袋(ひぶくろ)には絹製と紙製の2種類があり、二重になっているか一重かでお値段が変わってきます。
    しかしもっとも価格を左右するのは、木材の材質や加工の仕方(面取り具合など)だとされています。

住吉(すみよし)

  • 天井から吊るして飾る吊提灯です。
    大分は住吉に家紋を入れて飾るところはさほど多くなく、どちらかというと福岡方面ではよく飾られる提灯とされております。

    絵入りと無地があり、どちらが良い・悪いではありません。しかし「絵入りの方がにぎやかで華やか」とおっしゃるお客さまもいらっしゃいます。

    また火袋(ひぶくろ)には絹製と紙製の2種類があり二重になっているか一重かでお値段が変わってきます。
    しかしもっとも価格を左右するのは、木材の材質や加工の仕方(面取り具合など)だとされています。

「提灯」(家紋なし)

行灯(ぎょうとう)

  • 床に置いて飾る置き提灯です。火袋(ひぶくろ)には絹製と紙製の2種類があり、二重になっているか一重かでお値段が変わってきます。
    家紋をいれない行灯提灯には、山水などの絵が描かれていることが多くなっております。

    一般的に火袋が紙で一重だと足の部分などがプラスチック製の物が多くなります。火袋が絹製で二重の物は木製のものが多いとされています。

住吉(すみよし)

  • 天井から吊るして飾る吊提灯です。
    火袋(ひぶくろ)には絹製と紙製の2種類があり、二重になっているか一重かでお値段が変わってきます。
    家紋をいれない住吉提灯には山水などの絵が描かれていることが多くなっております。

    一般的に火袋が紙で一重だと、輪の部分などが紙製になることが多く、火袋が絹製で二重の住吉提灯は、輪の部分が木製のものが多いとされています。

御殿丸(ごてんまる)

  • 天井から吊るして飾る吊提灯です。
    火袋(ひぶくろ)には絹製と紙製の2種類があり、二重になっているか一重かでお値段が変わってきます。
    また家紋をいれない御殿丸提灯には、山水などの絵が描かれていることが多くなっております。
    しかし大分では家紋を入れない御殿丸提灯を飾ることはあまりなく【御殿丸=家紋入】と考えるお客様が多いようです。

    他の提灯と同様、木材の材質や加工の仕方(面取り具合など)によって価格が変わってきます。

提灯(ちょうちん)

  • 床に置いて飾る置き提灯です。
    火袋(ひぶくろ)の中に廻転灯(かいてんとう)と呼ばれる、クルクル回りながら光を放つ飾りが付きます。
    とても美しく盆提灯で、「お盆」と言うとこのタイプの提灯を思い浮かべる方もたくさんいらっしゃるでしょう。
    対で飾ることが多く、縦の大きさが140センチ近くの大きな種類もあります。

そのほかの盆製品(盛篭・切子・霊前灯)

盛篭(もりかご)

  • 「人が亡くなると働き手がなくなり生活が大変になる」ということから「保存の効く食材や食品を持ち寄って遺族に送ろう」という風習が由来です。シルク製の造花で鮮やかに飾られた篭の中に所狭しと保存食がつめられております。

    比較的、大分県特有の贈り物とされております。実は他県の盛篭は、大分のものよりかなりコンパクトです。大分では縦の大きさが150センチほどにもなる大きな盛篭が多いのですが、他県の方へ初盆の贈り物として大分の盛篭を贈ると、驚かれることがよくあるそうです。

切子灯篭(きりことうろう)

  • 大分県の中でも、国東半島の地域と県北特有の灯篭となっております。
    2メートル近くある大きな灯篭を、天井から吊るします。シルク製の造花や、ハトの飾り物で豪華に派手に飾り付けます。「切子の中に初盆の際故人の魂が戻ってくる」とされ、国東半島や県北では初盆の際には欠かせない灯篭となっております。
    県南に行くと、同じ切子灯篭でもよりコンパクトな作りとなっております。

霊前灯(れいぜんとう)

  • 霊前灯には様々な種類があります。代表的なものとして
    【バブル灯】:電気を入れると光泡が下から上へと伝う美しいあかり
    【蓮華灯】:蓮の花びらがひかり、とても夏らしく美しいあかり
    などが挙げられます。基本的に対で飾られ、祭壇の上によく飾られています。