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雛人形
公開日:2025.11.28 | 最終更新日:2025.11.17

祖父母が買ってくれる場合、どこまで希望を伝えていい?失敗しないコツ

はじめに

 

初節句のお祝いとして、祖父母がお孫さんの雛人形を買ってくれる──

これは昔も今も多い、日本らしい素敵な風習です。

でも実際のママたちからは、次のような声をよく聞きます。

 

  • 「どこまで希望を言っていいのかわからない…」
  • 「細かく言うと失礼になりそう」
  • 「でも家に合わない雛人形だと後悔しそう…」

 

この“遠慮と本音”の間で揺れる気持ち、本当に多いんです。

そこで今回は、

祖父母に失礼なく、でも後悔しないための“希望の伝え方”の正解を、

専門店としての視点から分かりやすく解説します。

 


 

 

1. 希望は伝えてOK。でも「全部は伝えない」が重要

 

まず結論ですが——

希望は伝えて大丈夫です。むしろ後悔を避けるために必要なこと。

ただし、

全部を細かく伝えるのはNG。

理由はシンプルで、

ママ側の細かな希望をすべて伝えてしまうと、

祖父母はこう思ってしまうからです。

 

  • 「条件が多すぎて選べない…」
  • 「どれを選んでも気に入ってもらえないのでは…?」
  • 「プレゼントなのに“任された感”がなくなる」

 

実際、細かい条件が多すぎて、

祖父母が選べなくなり、決定がどんどん遅れてしまったり、祖父母が選ぶことに自信を無くすケースもあります。

 


 

 

2. 最適解は「好みは2つだけ伝える」

 

お店の現場でも、一番うまくいくのはこの方法👇

 

✔ 伝えるのは “2つだけ” に絞ること

 

例えば──

 

  • 大きさ(コンパクト希望)
  • 顔の雰囲気(優しめが好き)

 

または

 

  • 色味(淡い色・木目系が好き)
  • 置く場所のサイズ(横幅60cm以内)

 

この“2点だけ”伝えて、

あとは祖父母に任せる。

これが一番、家族全体が円満にいく黄金バランスです。

 


 

 

3. ナチュラル系・白系も人気。でも最近は伝統系も再ブーム

 

ここ数年、

ナチュラル系・白系の雛人形が大人気です。

理由は

 

  • お部屋に馴染みやすい
  • 圧迫感が少ない
  • インテリアとして浮かない

 

といった“暮らしやすさ”。

しかし実は、

最近は伝統的な華やかデザインが再び人気を集めています。

その理由は──

 

  • 写真映えがする
  • 来客の目を引いて“お祝い感”が出る
  • 和の色彩が部屋のアクセントになる
  • 「人生の節目だからこそ華やかに」という声が増えている

 

つまり、現代では

「部屋に馴染む雛人形」も「華やかで目を引く雛人形」もどちらも正解。

だからこそ、

“こだわりすぎない”ことが本当に大事なんです。

 


 

 

4. 希望を伝えすぎて起きるリアルな後悔

 

実際の店頭で多い失敗はこんな感じ👇

 

● 条件が多すぎて祖父母が選べなくなる

 

→ 最終的に購入時期が遅れて、人気商品が完売。

 

● 祖父母の好意が“指示待ち”のように感じてしまう

 

→ プレゼントの喜びが半減…。

 

● 「これはダメ、あれも違う」と否定の空気になる

 

→ 本来のお祝いムードが壊れてしまう。

こうした後悔を避けるためにも、

好みの要望は少なく、短く。

これがポイントです。

 


 

 

5. 言いにくい時に使える“やさしい伝え方”

 

希望を全部は言えない…

でも後悔は避けたい…。

そんな方のために、実際にうまくいく言い方をまとめました👇

 


 

 

◆ サイズだけ伝えたい場合

 

「置き場所を測いてみたら、このくらいのサイズだと助かりそう。☺️

あとはお任せします!」

 


 

 

◆ 色味だけ伝えたい場合

 

「家が白と木目が多いので、淡い色だと合いそうでした。

あとは選んでもらえたら嬉しい。✨

 


 

 

◆ 全体的な雰囲気だけ伝えたい場合

 

「優しい雰囲気の子が好きです。でも細かいところはお任せしますね☺️

 


 

 

6. 最後の一言で、全員が気持ちよくなる

 

そして一番大事なのが、

希望を2つ伝えた“あと”の一言です。

 


 

 

✔ 感謝を言葉にして添える

 

「買ってもらえるだけで本当にありがたいです。

あとはお任せしますね☺️

 


 

この一言だけで、

 

  • 祖父母は“任された嬉しさ”
  • ママは“後悔の少ない選び方”
  • 家族は“お祝いとしての温かさ”

 

すべてが成立します。

 


 

 

7. 専門店で一緒に選ぶとスムーズ

 

祖父母とママで好みが違う時でも、

専門店のスタッフが“間に入って整理”することで、

驚くほどスムーズに決まります。

 

  • お顔の特徴
  • 着物の色のバランス
  • サイズの選び方
  • 収納のしやすさ
  • 伝統系とナチュラル系の違い

 

これらをプロが丁寧に説明するので、

どちらか一方だけが我慢する形になりません。

 


 

 

まとめ:後悔しないのは「希望2つ+任せます+感謝」

 

祖父母が買ってくれる場合の正解は、とてもシンプル。

 


 

 

✔ 好みは「2つだけ」伝える

 

(例:大きさ+顔の雰囲気)

 

✔ ナチュラル系も伝統系も“どちらも正解”と理解しておく

 

 

✔ 最後に

 

「あとはお任せします。買っていただけるだけでありがたいです」

 


 

この3つだけで、

祖父母もママも気持ちよく、

“お祝いらしい温かさ”の残る雛人形選びになります。

是非皆さんで楽しく悩んで、お雛様を選ぶところから素敵な思い出にしてください

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