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雛人形
公開日:2025.12.30 | 最終更新日:2025.11.22

2025年の雛人形トレンドを専門店が徹底解説|人気の色・サイズ・お顔の傾向まとめ

2025年の雛人形トレンド|専門店が先取り解説します

 

2025年も雛人形の人気は「デザインの多様化」と「暮らしに合わせたサイズ感」が大きなテーマになります。

SNSの普及やインテリアの嗜好変化に伴い、雛人形は“家族の価値観を映すアイテム”として進化しています。

この記事では、実店舗「人形のガリバー」で実際に選ばれている傾向をもとに、2025年のトレンドを分かりやすくまとめました。

初めてのママでも安心して選べる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

 


 

 

2025年のトレンド①:やさしい“ニュアンスカラー”が主役に

 

ここ数年、インテリアの主流は「ナチュラル」「くすみカラー」。

その影響を受け、雛人形も“彩度を抑えた上品カラー”が最も人気を集めています。

 

人気カラーの代表例

 

 

  • ベージュ・アイボリー系どんな部屋にも馴染み、写真映えも抜群。大分でも人気急上昇。
  • くすみピンク・ラベンダー系可愛さは欲しいけど、派手すぎたくないママに刺さる色。
  • グレージュ・ブラウン系北欧・韓国インテリアとの相性が良く、20〜30代から支持。

 

 

伝統色の人気も“再燃”

 

2025年は“あえて映える色を選ぶ”動きが戻っています。

「部屋に馴染みすぎるより、ひな祭りらしい華やかさが欲しい」という声が増え、

赤・金・白×金などの伝統色も再び選ばれる傾向があります。

これは実店舗でも実感していて、

「祖父母が赤といったはなやかな色合いを好む」「初節句は華やかに」というニーズが高まっています。

 


 

 

2025年のトレンド②:コンパクトでも“高見え”するデザイン

 

住まいがコンパクト化されている今、

2025年は引き続き小さめサイズの雛人形が主役になります。

しかし、ただ小さいだけでは物足りない──

そこで人気なのが“高見え”を意識した仕上げです。

 

2025年に人気のサイズ感

 

 

  • 間口50〜65cmの親王飾り(2人飾り)
  • 奥行き40cm以内のスリムタイプ

 

テレビ横やリビングの棚、玄関ニッチにも置きやすいサイズが選ばれています。

※ただし専門店としては玄関に飾るのはオススメできません。

 

高見えポイントは「着物の質感」

 

コンパクトでも“高級感”を出せるポイントは次のとおり。

 

  • 西陣織や正絹を使った織りの立体感
  • 金糸・銀糸を抑えめに使った上品な光沢
  • 柄の配置を計算した“美しく見える構図”

 

特に2025年は「着物の質で選ぶ」方が増えており、

写真では伝わらない“本物の質感”を実際に見比べるお客様が多い印象です。

 


 

 

2025年のトレンド③:お顔の傾向は「やさしい現代顔」

 

2025年に最も選ばれるお顔は、やわらかい現代風のやさしい表情。

 

人気の表情の傾向

 

 

  • 優しく微笑む“ふっくら系のお顔”
  • ナチュラルで穏やかな現代顔
  • 子どもが見ても怖くない、柔らかい雰囲気

 

「見るたびに癒される雛人形がいい」という声が圧倒的です。

 

伝統顔も一部で人気

 

2025年は“本格志向”の方から

 

  • 美しい切れ長の顔
  • クールで品のある雅顔

 

など、伝統的な顔立ちを求める方も一定数います。

大分では「現代顔7:伝統顔3」くらいの割合で選ばれている印象です。

 


 

 

2025年のトレンド④:写真映えする「飾り方」も注目ポイント

 

SNSでの共有を意識して、

“飾った時にきれいに見えるセット”への需要が高まっています。

 

人気のディスプレイ傾向

 

 

  • 背景に余白の屏風
  • ナチュラルウッドの台座
  • 間接照明と相性の良い落ち着きカラー

 

2025年は「おしゃれに飾れるかどうか」も選ばれる理由のひとつです。

 


 

 

2025年のトレンド⑤:祖父母とママの意見を“どちらも尊重した選び方”が主流に

 

実際の来店で感じる大きな変化がこれ。

 

祖父母の意見:華やか・伝統・立派さ

 

 

  • 一生に一度だからこそ豪華にしたい
  • 赤・金など伝統色が安心
  • 日本らしさを大切にしたい

 

 

ママ世代の意見:部屋に馴染む・可愛い・写真映え

 

 

  • ナチュラルカラーが好き
  • コンパクトで飾りやすい方がいい
  • SNSで綺麗に撮れるデザイン

 

2025年はこの2つの価値観が“衝突しないように調整する”選び方が増えています。

専門店としては、どちらの気持ちも尊重しながら

「お部屋に合って、ひな祭りらしい華やかさもある」

バランスの良いデザインを提案することが求められています。

 


 

 

2025年のトレンド⑥:セット内容は“シンプル化”が加速

 

飾る場所や収納を考えて、次のような“簡単で美しい”セットが人気です。

 

好まれるセット内容

 

 

  • お人形+屏風+台のシンプル構成
  • 前飾りを最小限にしたすっきりタイプ
  • ぼんぼりはLEDで配線不要
  • やわらかい布花・アートフラワーを組合わせた現代的飾り

 

“ごちゃごちゃしない雛飾り”が2025年の主役です。

 


 

 

2025年のトレンド⑦:セミオーダーがさらに増える

 

2025年度は「完全おまかせ」よりも

少しだけ個性を入れたい=セミオーダーが増えると予想されます。

 

実際、当店にご来店いただいたお客様の6割が

セミオーダーをご利用されています。

 

  • 屏風の色を変える
  • 台座を木目にする
  • 花飾りをナチュラル系に
  • お顔のタイプを選ぶ

 

専門店ならではの提案力が光るポイントで、大分でも特に支持されています。

 


 

 

まとめ:2025年の雛人形は“暮らしに寄り添い、写真映えもする”のが鍵

 

2025年の雛人形は、

 

  • ニュアンスカラーの上品さ
  • コンパクトでも高見え
  • やさしい現代顔
  • 飾って美しいデザイン
  • 祖父母とママ両方の好みを尊重
  • シンプルセット
  • セミオーダー人気の加速

 

この7つが大きなトレンドになります。

雛人形は“家族の願いを形にする特別なもの”。

ぜひ実物を見比べて、家族みんなが納得できるひとつを選んでください。

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