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雛人形
公開日:2026.01.02 | 最終更新日:2025.11.22

雛人形のお手入れ方法|専門店が教える長く綺麗に飾るためのプロのコツ

雛人形は“お手入れ”で寿命が変わります

 

雛人形は絹・和紙・金具など多くの繊細な素材で構成されています。

扱い方だけで見た目の美しさが変わるため、お手入れの正しい知識はとても大切です。

このコラムでは、専門店が実際に行っているお手入れ方法を、初心者でも分かりやすくまとめています。

 


 

 

基本のお手入れ:日常的にやっておくべきこと

 

 

乾いた柔らかいハタキで軽くホコリを落とす

 

ホコリは着物の織り目に入り込み、くすみや劣化の原因になります。

柔らかいハタキで「空気を払うように」軽く落とすだけで十分です。

※化学雑巾は生地を痛めるため使用しません。

 


 

 

お顔は“触らない”ことが最大のケア

 

雛人形のお顔は石膏や胡粉(ごふん)というデリケートな素材でできています。

皮脂・湿気に弱いため、基本は「触らない」が正解。

ホコリが気になる場合は、柔らかいハタキや筆でふわっと払う程度でOK。

※筆者は100均で購入したメイクブラシで人形のお顔をはたくようにしています。

 


 

 

髪は指で触らず、筆やブロワーで整える

 

髪は静電気がつきやすいので、指で触ると乱れが悪化します。

柔らかい筆やカメラ用ブロワーで軽く整えるのが安全です。

 


 

 

シーズン中に気をつけたいポイント

 

 

直射日光は避ける

 

日焼けは元に戻せない劣化です。

レースカーテン越しでも長時間当たると色褪せの原因になります。

 


 

 

湿気の多い場所に置かない

 

湿度の高い玄関・窓際は要注意。

湿気はカビや型崩れの原因になります。

 


 

 

ペットやお子様の手が届かない場所に飾る

 

倒れた際の破損防止のため、高めの位置や安定した棚がおすすめです。

 


 

 

片付ける前に必ず行いたい“プロのチェック”

 

 

しっかり乾燥させる

 

飾っている間に吸った湿気を飛ばすため、半日〜1日ほど風通しの良い日陰に置きます。

 

 


 

 

収納で気をつけたいポイント

 

 

元の入れ方を写真に残す

 

最強の安全策。翌年「どこにどう入れる?」問題が一気に解決します。

 


 

 

防虫剤は“1種類だけ”

 

複数使うと成分が混ざり生地を痛めます。

さらに、人形に直接触れないようにします。

 


 

 

シリカゲルで湿気対策

 

押し入れは湿気が溜まりやすいため、乾燥剤を入れておくと安心です。

 


 

 

高温多湿の場所を避ける

 

脱衣所近く・床下収納・窓際収納は湿気が多くNGです。

 


 

 

プロが実際に行う“専門店のお手入れテクニック”

 

 

着物のホコリは“上から下へ”払う

 

織りの方向に沿って払うと、生地の負担が少なく美しく保てます。

 


 

 

お顔は最後にブロワーでひと吹き

 

筆で払いきれない細かいホコリが落ち、透明感が出ます。

 


 

 

台と屏風は乾拭きだけでOK

 

水拭きは木目・金箔を傷めるため厳禁です。

 


 

 

髪の静電気は筆で取る

 

手で触らず筆で整えることで、余計なダメージを防げます。

 


 

 

まとめ:雛人形は“正しいお手入れ”で美しさが長持ち

 

雛人形は繊細な工芸品ですが、基本を守ればより長く美しさを保つことができます。

 

  • 日常は軽くホコリを払うだけ
  • お顔は触らない
  • 片付け前はしっかり乾燥
  • 収納は写真を残す
  • 湿気と防虫に注意

 

このポイントを押さえれば、大切な雛人形は長く美しいままです。

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