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雛人形
公開日:2026.01.30 | 最終更新日:2025.11.28

お雛様はいつ飾る?いつ片付ける?|気持ちよく節句を迎えるための専門店ガイド

お雛様はいつ飾る?──“家族の気持ち”が集まる大切な季節

 

お雛様をいつ飾り始めれば良いのか、そしていつ片付ければ良いのか。

これは毎年、とても多くのお問い合わせをいただく質問です。

昔からの習慣には意味があり、

現代の暮らしやすさにもつながっています。

このコラムでは、専門店の視点から

縁起の良い飾り始めの時期、気持ちよく片付けるためのコツ、昔の言い伝えの本当の意味

を丁寧に説明します。

家族の想いが集まる“ひな祭り”。

お雛様を飾る時間が、温かい思い出になるように、分かりやすくまとめました。

 


 

 

お雛様を飾るのは“節分のあと”が基本

 

 

立春(2月4日頃)からが縁起の良いスタート

 

昔から、お雛様は 節分が終わってから飾る のが基本とされています。

節分は「邪気を払う日」。

そのあとに新しい季節を迎える「立春」が続きます。

つまり、

節分で厄を祓い、立春からお雛様を飾る。

これは日本ならではの非常に縁起の良い流れです。

もちろん、近年は1月に飾り始めるご家庭も増えています。

その理由は

 

  • せっかく買ったお雛様を長く飾りたい
  • 忙しくなる前に早めに準備したい
  • 祖父母が帰省中に一緒に飾りたい

 

など、家族の都合に合わせた“優しい理由”が多いです。

どちらも間違いではなく、

“家族の気持ちに寄り添える時期に飾る”ことが一番大切です。

 

また以前に比べて【大安】にこだわる方は少なくなりました。

大安や友引など六曜は古来中国での暦で現代で言う月曜日や火曜日という

意味合いですので、以前に比べると

【大安に飾る】というこだわりは少なくなってきました。

 


 

 

飾り始めのベストタイミング

 

 

1月中旬〜2月上旬が“最も多い”

 

大分でも実際に最も多いのが

1月中旬〜2月上旬 に飾り始めるパターンです。

1月はゆっくり選べる時期で、

お気に入りが見つかればすぐ飾る方も多くみられます。

2月になると一気に季節感が出るため、

「節分が終わったら飾ろう」と決めている方も少なくありません。

 


 

 

いつまでに飾ればいい?

 

 

ひな祭りの1週間前には飾ってあげたい

 

ひな祭りは3月3日。

できれば 1週間前まで に飾ってあげると、お子さまの写真撮影や家族の準備がしやすくなります。

特に

 

  • 初節句で写真をしっかり撮りたい
  • 掛け軸や名前旗も一緒に飾る
  • 祖父母とお祝いしたいというご家庭は早めの飾り付けが安心です。

 

 


 

 

お雛様を片付ける時期

 

 

本当は「早ければ早いほど良い」わけではありません

 

片付ける時期についても、よくこんな質問をいただきます。

「ひな祭りが終わったらすぐ片付けるべき?」

「遅いと婚期が遅れるって本当?」

結論は、

“晴れた日、湿度の低い日にゆっくり片付ければOK” です。

お人形さんに風を通してあげて湿気を逃がして片付けてあげてください。

 

婚期の迷信は

「大切なものは丁寧に扱いなさい」というしつけの名残。

科学的根拠はありません。

 

旧暦の上では3月3日を過ぎると入梅の時期でした。
そのため3月3日を過ぎてもお雛様を飾っていると湿気でお人形が痛むため
3月3日までには片付けなければならない。また

自分のお雛様の片づけができないようなしつけができていない子はお嫁にいけないという

言い伝えから3月3日の婚期の言い伝えが生まれたといわれています。

 

つまり、

気持ちよく片付けられるタイミングで大丈夫。

 

現代の気候では3月下旬を目途に片付けていただければ大丈夫です。

 


 

 

片付けるベストタイミング

 

 

3月下旬頃までが理想

 

地域によって違いはありますが、

大分では 3月下旬頃まで に片付けるご家庭が多いです。

片付けの条件

 

  • よく晴れた日
  • 雨の日や湿度の高い日は避ける
  • 慌てず、時間のゆとりがあるときに

 

お雛様は湿気に弱いため、

片付けの環境はとても重要です。

「ありがとう、また来年ね」

と声をかけながら丁寧にしまう時間は、

ご家族にとっても優しい“節目”になります。

 


 

 

片付け方の注意点

 

 

カビ・湿気対策、顔の扱いなど

 

お雛様を長持ちさせるには、片付けにもコツがあります。

 

  • 乾いたハタキでやさしく全体の埃を払う
  • 特に顔は絶対に直接触らない
  • 防虫剤は人形の上に直接置かない
  • プラスチックケースは湿気がこもるので注意
  • 段ボールや桐箱が理想的
  • 湿気が気になる日は絶対に片付けない

 

この“ひと手間”が、

美しさを左右します。

 

因みに10年前に購入して毎年出し入れをしていたお雛様と
5年前に購入して5年間しまいっぱなしになっていたお人形では
前者のお人形(10年前に購入)の方がシミが出にくいです。


 

 

飾る時期・片付ける時期は“家族の思い出づくり”

 

飾るのも、片付けるのも、

本質は 「その年のお子さまの成長を祝う時間」 です。

毎年、飾りながら思うこと——

「去年より表情が豊かになったね」

「もう歩けるようになったんだね」

「こんなに大きくなったんだね」

お雛様は、

ご家族の“成長のアルバム”のような存在にもなっていきます。

飾る時期や片付ける時期に“正解”はありますが、

一番大切なのは 家族みんなが心地よく過ごせること。

その気持ちを大切にしながら、

今年のひな祭りを迎えていただければ嬉しいです。

 


 

 

関連コラム(内部リンク)

 

👉 雛人形の選び方

👉 雛人形を買う時期について

 


 

 

参考:節句行事の基本(外部リンク)

 

👉 ガリバーのインスタグラムでは雛人形の情報を発信中です

 

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