武者幟?鯉のぼり?それってなに?|武者幟と鯉のぼりの違いや大きさなど徹底的にプロが解説
武者幟?鯉のぼり?それってなに?
武者幟と鯉のぼりの違いや大きさなど徹底的にプロが解説
「武者幟(むしゃのぼり)と鯉のぼり、どっちを立てればいいの?
「庭がそんなに広くないけど、どれくらいのサイズがいいの?」
男の子の初節句が近づくと、こんなご相談をよくいただきます。
このコラムでは、人形専門店の目線で
- 武者幟とは何か
- 鯉のぼりとの違い
- 大きさ(サイズ)の選び方
- 庭用・ベランダ用の注意点
- 五月人形との組み合わせ方
まで、初めての方にも分かりやすく解説していきます。
■武者幟とは?—武将や家紋が描かれた“守りの旗”

**(写真右に映る三本の旗)武者幟(むしゃのぼり)**とは、武将や武者人形、龍・
もともとは武家社会の中で
- 武将の“のぼり旗”
- 陣中に掲げた“家の印”
として使われてきたものが、
図柄にはそれぞれ意味があります。
- 武将の絵…強さと知恵、リーダーシップの象徴
- 龍・虎…魔除けと力強さ
- 家紋…「この家の子どもを守ってください」という願い
鯉のぼりに比べて「キリッとした雰囲気」「厳かな印象」
■鯉のぼりとは?—“出世”と“成長”を願う空を泳ぐ鯉

一方、鯉のぼりは、空を泳ぐ鯉の姿を模した飾りです。
中国の「登竜門」の故事(
困難を乗り越えて、立派な大人になりますように
という願いを込めて飾られてきました。
昔ながらの鯉のぼりは
- 一番上:吹き流し
- 次:黒(真鯉)=お父さん
- 次:赤(緋鯉)=お母さん
- その下に子どもの鯉が並ぶ
という構成が一般的です。
最近では
- 室内用のコンパクト鯉のぼり
- ベランダ用のポール付きセット
- インテリアにも合うシンプルカラーの鯉のぼり
など、住環境に合わせたバリエーションも増えています。
■武者幟と鯉のぼりの違いをざっくり整理すると…

よくあるご質問が「武者幟と鯉のぼり、どう違うの?」
大きく分けると、次のような違いがあります。
◆見た目の違い
- 武者幟:縦長の旗。武将・龍・虎・家紋・文字などが描かれる
- 鯉のぼり:鯉の形の吹き流し。風を受けて泳ぐように動く
◆込められた願いの違い
- 武者幟:武将の強さ・守り・魔除け・家の誇り
- 鯉のぼり:出世運・成長・たくましさ
◆飾り方の違い
- 武者幟:1本の旗として立てることが多い
- 鯉のぼり:複数の鯉が連なってポールに取り付けられる
両方を一緒に立てるご家庭が、一般的です。
庭にスペースがある場合は、「武者幟+鯉のぼり」を飾り+五月人形を室内に飾る組み合わせで、より華やかな端午の節句になります。
■サイズ(大きさ)の選び方—庭用・ベランダ用の目安
「何メートルのものを選べばいいですか?」
これも非常によくあるご質問です。
●庭に立てる場合の目安

庭に立てるポール・鯉のぼり・武者幟のサイズは、
鯉のぼりの場合
- 一般的な戸建ての庭:2m〜4m前後(黒鯉の長さが2~4m前後)
- 道路からよく見える位置:4m〜5mクラスも人気(黒鯉の長さが4~5m前後)
- 周囲に電線・木・建物が近い場合:無理せず低めのサイズを
「大きければ大きいほど良い」というわけではなく、
敷地に対してバランスが良いかどうかが大切なポイントです。
また武者幟の長さは鯉のぼりの長さに適した大きさというのがあります。文末に
鯉のぼり、武者幟、竿(ポール)の長さの対応表を記載しますので参照ください。
●ベランダに鯉のぼりを飾る場合の目安

マンションやアパートでは、
- 鯉の長さ:1m前後〜1.5m程度が主流
- ポールの高さ:ベランダ手すりから少し上に出る程度
- 強風対策:固定金具より重り付きのスタンドが便利
マンションによっては「外観に関する規約」
管理規約を確認した上で選ぶと安心です。
■どんな家庭に武者幟が向いていて、 どんな家庭に鯉のぼりが向く?
●武者幟が向いているご家庭
- 武者幟が飾れる敷地がある方
- 家紋や名字入りで“家らしさ”を出したい
- 迫力のある武将の絵柄が好き
- 伝統的な雰囲気が好み
- 庭先に凛とした印象を出したい
武者幟は「凛としたかっこよさ」「格式の高さ」
●鯉のぼりが向いているご家庭
- 風に泳ぐ様子を子どもと楽しみたい
- 兄弟がいて、子どもの数だけ鯉を増やしたい
- 見た目に動きがある飾りが好き
- 遠くからも分かる華やかさが欲しい
兄弟が増えるごとに鯉を足していけるのも、
●両方立てる、という選択も
一般的には庭の敷地に余裕があれば、
- 武者幟:守りと家の象徴
- 鯉のぼり:子どもの成長と出世運
意味合いが補い合い、見た目にも非常に華やかです。
■設置場所と安全面の注意点
武者幟・鯉のぼりを設置する際に、ぜひ気を付けたいのが「
- 電線や樹木に触れない位置か
- 強風が吹きやすい地域か
- 地面が柔らかすぎないか(ポールが傾きやすい)
- 強風や大雨の日は早めに降ろせるか
特に最近は異常気象も多く、
安全第一で楽しめるよう、
■価格の違いと、失敗しない選び方のポイント
鯉のぼりは、サイズだけでなく
- 生地の質(ポリエステル・ナイロン)
- 撥水加工の有無
- ポールの強度と素材
- 色あせしにくさ
といった要素で価格が変わります。
「とにかく安いもの」で選んでしまうと、
- 数年で色あせてしまう
- すぐにほつれて破れてしまう
- ポールが思ったより弱かった
ということも。
何年も毎年飾るものだからこそ、
- どこまでの年数、飾り続けたいか
- どのくらいのサイズが現実的か
をイメージしたうえで、
■よくある質問 Q&A
Q1. いつからいつまで飾ればいいですか?
地域差はありますが、目安としては
- 4月上旬〜中旬:飾り始め
- 5月5日の端午の節句を過ぎて、5月末までに天気の良い日に片付け
というパターンが多いです。
Q2. 雨の日も出しっぱなしで大丈夫?
最近の鯉のぼりや武者幟は、ある程度の耐水・
長時間の雨・強風・
長くきれいな状態を保つためにも、
Q3. 兄弟が生まれたらどうすればいい?
鯉のぼりの場合は、子どもの鯉を追加される方がほとんどです。
武者幟の場合は、
幟にお子様の名前を染めた場合は次男さんがお生れになったときに新しく幟だけ
新調される方が多いです。
どちらが正解ということはないので、
ご家族の考え方や飾るスペースに合わせて選んでいきましょう。
■大分で武者幟・鯉のぼりを選ぶなら、専門店で“実物比較” がおすすめ
カタログやネットの写真だけでは、どうしても
- 大きさの実感
- 生地の質感
- 色合いの深み
- ポールの安定感
が分かりづらいものです。
人形のガリバーのような専門店では、
- 庭用・ベランダ用のサイズ感を比較しながら選べる
- 武者幟と鯉のぼりの違いを、実物を見ながら説明してもらえる
- 五月人形と外飾りをトータルでコーディネートできる
といったメリットがあります。
「うちの庭だと何メートルがいい?」「マンションでも大丈夫?」
具体的なご相談をしていただくと、
■武者幟、鯉のぼり、竿(ポール)の相互表
武者幟の長さ6Mの場合 ポールは8M 鯉(黒鯉)は4M が丁度よい
武者幟の長さ7.2Mの場合 ポールは10M 鯉(黒鯉)は5M が丁度よい
武者幟の長さ9.1Mの場合 ポールは12M 鯉(黒鯉)は6M が丁度よい
このような大きさの関係になっています
大切なのはまず飾ることのできる大きさをしっかり見極めること。
間違って「これくらいは大丈夫だろう!」と安易に考えて
大きさを考慮せず買ってしまうと大失敗してしまうのでお気をつけてください。
■ガリバーのInstagramで最新の節句情報をチェック
武者幟や鯉のぼりの飾り方、
実際に飾ったときの雰囲気、
人気の五月人形やコンパクト飾りの紹介などは、2月中旬以降に
人形のガリバー公式Instagramでも発信していきます。
- 実際の展示写真
- サイズ感が分かる動画
- 初節句の準備チェックリスト
- 飾り付けアイデア
など、「これから準備したい」
外部リンクからご覧いただけますので、
初節句の情報収集にお役立てください。
人形のガリバー公式Instagram(外部サイト)
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