武者幟と鯉のぼりを買う時に気を付けてもらいたい点|過去のすれ違い事例から学ぶ
はじめに
初節句の準備が進んでくると、
「鯉のぼりはどれを贈る?」「武者幟はどのサイズにする?」
といった話し合いが増えていきます。
しかし、大分県では
“贈る側”と“飾る側”が別のご家庭であることが多いため、
ちょっとした認識のずれから、
ここでは、実際にあった3つの例を紹介しながら、
初節句を気持ちよく迎えるための「両家の事前確認」
■事例①:武者幟のサイズが竿に合わなかったAさん

Aさんの場合、女性側のご両親が
「大きい方が立派に見えるから」と 9.1mの武者幟 を購入。
しかし実際に飾る場所は 男性側のご実家。
すでに男性側が準備していた竿は 10m で、
9.1mの武者幟を安全に立てるには少し短く…
結果、男性側のご両親が 竿を買い直す ことになりました。
誰の責任でもなく、
“両家のイメージが少しズレていただけ” という典型例です。
※掲載した写真はイメージであり実際のAさんとは関係ありません。またAさんには許可を得てコラムに記載しております。
■事例②:鯉のぼりが大きすぎて飾れなかったBさん

Bさんは、相手側に相談しないまま鯉のぼりを購入し贈りました。
しかし届いた鯉のぼりは
庭の広さ・竿の高さに対して大きすぎて設置できず…
最終的に、
お祝いの日は“室内の壁に鯉のぼりを貼って飾る”
こちらも
「どこに飾る想定か?」「そのくらいのおおきさなら飾れるか?」
を事前に共有していなかったことが原因でした。
※掲載した写真はイメージであり実際のBさんとは関係ありません。またBさんには許可を得てコラムに記載しております。
■事例③:「のぼり=鯉のぼり」と思い込んでしまったCさん
Cさん(お嫁さん側のご両親)は来店時に、
「向こうのご両親から“のぼりを用意して”と言われたので、
鯉のぼりを買いに来ました」
とおっしゃいました。
当店では
「その“のぼり”は鯉のぼりではなく、
念のためご確認くださいね」
と丁寧にお伝えしました。
ところが…
「そんなことはない!
のぼりといえば鯉のぼりでしょう!
贈る側からあれこれ聞くと、向こうに気を遣わせるから
鯉のぼりでいいんです!」
と、
Cさんは “のぼり=鯉のぼり” と信じていて、確認をすることに抵抗を感じられていました。
そのまま Cさんは 名入れの鯉のぼり を購入。
しかし後日、男性側のご両親がご来店され、
「“のぼり”と伝えたのに、こちらが説明不足でした」
とおっしゃり、
本来Cさんに用意してほしかった 武者幟を買いに来られました。
結果、男性側のご実家では…
●竿を3本建てることに
- ・Cさんが贈った名入れ鯉のぼり
- ・男性側ご両親がすでに準備していた鯉のぼり
- ・そして本来飾る予定だった武者幟
すべてが飾られる形となりました。
これは非常によくある “言葉の認識違い” が原因のすれ違いです。
誰が悪いわけでもなく、
“のぼり = 鯉のぼり? 武者幟?” の違いが曖昧だったことがポイントでした。
■なぜ大分ではすれ違いが起きやすいのか?
大分県では次のような風習が「多い傾向」にあります。
- 鯉のぼり → 男性側のご両親・親戚が贈ることが多い
- 武者幟 → 女性側のご両親が贈ることが多い
- 飾る場所 → 男性側のご実家であることが多い
そのため、
“贈る側” と “飾る側” が別の家となり、
話の方向性がすれ違うケースが起こりやすいのです。
■武者幟はオーダーメイドで返品不可
だからこそ確認が超重要
武者幟は
家紋や名前を染めて作るオーダーメイド品。
そのため、
「やっぱり違う大きさに…」
「本当は鯉のぼりじゃなくて武者幟だった…」
という状況になっても返品ができません。
これは後悔につながりやすいため、
当店では必ず
“両家への確認” をお願いしています。
■ガリバーが必ずお伝えしていること
専門店として押しつけにならない形で、
次のようにご案内しています。
「贈る側・飾る側、 両方のご家庭でサイズと種類の確認をお願いします」
たったこれだけで、
Aさん・Bさん・Cさんのようなすれ違いはほぼ防げます。
■まとめ:気持ちよく初節句を迎えるためには“ 両家のすり合わせ”がいちばん大切
武者幟も鯉のぼりも、
お子様の健やかな成長を願う、大切な贈り物。
だからこそ
「何を贈る?」「どこに飾る?」「どのサイズにする?」
この3つを両家で共有しておくことが大切です。
人形のガリバーでは、
サイズの測り方・竿の選び方・設置場所の相談まで、
丁寧にサポートしております。
初節句が、ご家族みなさまにとって
気持ちの良い一日となりますように。
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