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公開日:2021.12.20 | 最終更新日:2021.12.20

武者幟の絵柄について

こんにちは。
本日も当店のコラムを読んでいただきありがとうございます。よく武者幟を購入しにご来店くださったお客様から「どの柄が人気ですか?」と聞かれる事があります。という事で、本日は武者幟の絵柄についてお話しさせていただきます。

 

まず大きく絵柄を分類すると
▪️武者絵
▪️龍や虎
▪️桃太郎などのおとぎ話にまつわる絵柄
▪️鯉の絵柄

 

このように4つぐらいに分類されます。まず人気についてお伝えすると【買いに来た人の年代と性別で分かれます】というのが結論です。おじいちゃんおばあちゃんが買いに来たら武者絵が人気です。パパさんが選ぶと龍と虎の柄が人気です。ママさんが選ぶと桃太郎や金太郎といった柄が人気です。

 

そもそも武者幟は戦国時代などで戦の時に掲げられた軍旗が元となっています。その軍旗が江戸時代(戦のない時代)に節句用の幟となりました。江戸時代には絵師が競って様々な絵を描いたそうです。ただ、縁起物として幟が掲げられたことから、出世や強さを象徴したような絵柄が好まれたそうです。

 

武者絵が描かれるのは元々の軍旗が由来。龍や虎が描かれるのは強さの象徴。鯉が描かれるのは登竜門伝説に因んだ出世の象徴。桃太郎などが描かれるのは比較的近年になってからより派手さを求めた結果のようです。

 

 

武者絵と言っても、ただ単に武者の絵を描いているのではなく、それぞれのテーマに因んだ武者の絵が描かれていることの方が多く【川中島の合戦】や【有名武将5人】や【豊臣秀吉に因んだ7人の武者】だったりと様々な武者絵の絵柄があります。

 

ただ、どの絵にも共通して言えるのが強さ、出世、縁起がいいというような意味合いが込められていると言うことです。金額的にも、物理的にも幟は大きな買い物ですから色んな柄を見て、皆さんで話し合って絵柄を選んでください。

 

 

 

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