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五月人形
公開日:2021.12.20 | 最終更新日:2021.12.20

なんで端午の節句には「ちまき」と「柏餅」なのですか?

こんにちは。
本日も当店のコラムを読んでいただきありがとうございます。
端午の節句が近づくと、よくお菓子売り場に【ちまき】【柏餅】を見かけるようになりませんか?

という事で本日は端午の節句には欠かせないちまき、柏餅についてお話しさせて頂きます。

 

諸説色々ありますが一般的に
関東→柏餅
関西→ちまき
となっているとのことです。

 

柏餅に使われる柏の木は新芽が出てくるまで古い葉が落ちないという事から子孫繁栄の意味があり縁起の良いものとされてきたからだそうです。

 

元々ちまきが縁起の良い食べ物とされてましたが江戸時代ごろから柏餅が流行り関東は柏餅になったそうです。ただ、関西では柏の木が育ちにくかったらしく関西はちまきのままの文化だったのこと。

 

ちまきを縁起の良い食べ物とする文化は元々、中国から伝わったもので、昔は【れんじゅ】と呼ばれる木の葉っぱで餅を包み、それを五色の色の糸で結んでいたそうです。赤、青、黄、黒、白の五色は災いを祓うと言われている色です。

 

このように元々の由来を知って、現代のちまきや柏餅と比べてみると時代に合わせて色々と変わってきている事が分かりますね。

 

最近では柏餅やちまきに拘らず、色んなお菓子が端午の節句用に作られています。ですので、お客様が1番素敵なお祝いが出来るようなお菓子を是非選んでみてください。

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